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第47回 カンボジア訪問記 その2 (2004.10.25) 事業の神は細部に宿る~ベンチャー奮闘記 by 植木 力

事業の神は細部に宿る~アスクルをぶっ壊すと叫ぶベンチャー奮闘記(植木 力)<うえき ちから>
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Profile
植木 力 (うえき ちから)
年齢 54歳
所在地 京都府
血液型 A型
.
株式会社 カスタネット
代表取締役社長・社会貢献室長

文房具を販売する会社が、中古文房具を回収してカンボジアの小学校に寄贈するボランティア活動から生まれた『21世紀型ビジネスモデル』を全国に展開中。

"文房具は買わないで!"をテーマに、小中学校の総合学習の時間などで平和や物の大切さについて講演を行っており好評。

1958年 京都府宮津市(丹後由良)で生まれる。

・京都府立峰山高校を卒業(地元からは最初で最後の学生)
・戦闘機が好きで、航空自衛隊に入隊(国産初の対艦ミサイルXASM-1の開発プロジェクトなどに従事)
・大日本スクリーン製造(株)では工場の購買、開発管理課長など管理系の仕事に従事する。
・社内ベンチャー制度の第一号にて2001年2月3日創業。

平成16年度(財)さわやか福祉財団 ワンモアライフ勤労者ボランティア賞受賞

鍵山秀三郎(㈱イエローハット創業者・現、相談役)の考え方、生き方、精神を後世に伝える「求根塾」の塾生として活動中

各大学の特別講師

複写ハガキ伝道師
社会企業家伝道師

著書:
・事業の神様に好かれる方17カ条

・さぁ夢を語ろう(70人の元気な夢)

・小さな企業のソーシャルビジネス

私の夢:200X年3月24日 妻の誕生日に本を出版する。
→2008年12月4日に出版

次の夢:マグネットカンパニーになれるように
.
植木力のベストセラー著書

全国の書店・インターネットにて絶賛発売中
『事業の神様に好かれる法 17ヵ条』読書感想サイト

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2004年10月25日(月)

第47回 カンボジア訪問記 その2 (2004.10.25)

(株)カスタネットの植木です。

普通のカンボジア観光では、絶対出来ないことを経験してきました。
カンボジア訪問の"その2"をお読み下さい。


▼ トレア小学校竣工式の続き

プノンペンから車に揺られて約二時間(国道は舗装されている)、トレア村に入ってすぐにトレア学校に着きました。

         あ! 子供たちがいっぱいだあ~。

正門から校舎までの約100m両サイドに子供たちが並んでくれて、大拍手。
校舎の前のテントには、住民が200~300人程。
スピーカー(バッテリーで特別用意された)からは、歓迎の言葉(日本から来た私達の名前など)が聞こえて来る。

ある程度の歓迎はあると思っていましたが想像以上で、3人のボランティアの方は、予想しなかった出来事に驚いていました。

出迎えの後、僧侶によるお経(僧侶の前に座り、御払いの様でした)があり、竣工式がはじまりました。
来賓挨拶の後、私の挨拶そして、テープカット。

カンボジア式のテープカットは、相撲の断髪式の様に少しずつハサミを入れていき、最後に私がカット! 
その瞬間、全員の大拍手!

子供たち、村人の全員があんなに喜んで頂けるとは思ってもいませんでした。


▼ ボランティア元学校の先生が大活躍

今回、竣工式のボランティア募集としてプレス発表を行ない、応募のあった中から3名の方に行って頂きました。
その中に元学校の先生(女性、60歳)、カスタネット演奏会の準備として、大きな紙に楽譜、折り紙教室の準備などをして頂きました。

竣工式では、"先生"を発揮(やはり、元プロは違いました)して頂きトレア小学校の子供たちも笑顔でいっぱいでした。
ポルポト政権後、トレア小学校での音楽の授業は初めてかもしれません。

これからも、カスタネットによる音楽授業が続けられたら嬉しいですね~。


▼ 日本教育の問題点

ボランティア元先生が新一年生の教室に入った瞬間、なんか驚いている様子。
約70名もの子供が座っていたのですが、日本の子供は、椅子に座れないとの事。
エ! 日本では椅子に座れない?

日本では、授業中にウロウロするのは当たり前らしい。
10月4日は、新学期2日目にもかかわらず、先生が教室に入るように指示すると、全員が教室に入り、椅子に座ったのです。

昔の教育現場では、手作りの教材を作って授業内容に工夫をしていたが、現在は教材業者から購入することになっているらしい。。。
家庭では手作りお菓子を作らない、家庭も学校もお金で処理する、こんな日本教育が何かを悪くしているしか思えてならない。


▼ 雨季には島になる村

昨年、カンボジアを訪問したときは乾季でした。
訪問した村が、雨季には島になると聞き、国際開発救援財団 http://www.fidr.or.jp/の方にお願いして"島になる村"を訪問させて頂きました。

プノンペンから北100Kmのトレア村に近いのですが、泊まる所がないため竣工式終了後、一旦プノンペンに戻り翌日も早朝出発でした。

雨季にはメコン川の水が逆流して、カンボジア内の低い地帯が海状態となるのです。
車で、船着場まで到着すると小船が数隻。
幅が2m、船長が10mほどの小船。
途中でエンジンが止まったらどうなるかと思うほど、不安な船! 
その小船に乗って進むが、島は見えない。
何と30分もたった頃に遠くに家が見えた。
そして島に"上陸"約40分もかかった船旅だった。

360度、水平線(乾季は地平線)が見える島であった。
島と言っても幅が最大20m、長さは200m、水面上の高さは1m以内。
水面から出ている"道"と言った方が正解かもしれない。
その道の両サイドに高床式の家が並んでいる。


▼ 元気な子供たち

その島にも、日本人の方が建設した学校があった。
子供たちは元気だ! 
何もない環境なのに、皆、子供の顔をしている。(日本は子供の顔でない)

なんと、学校には手漕ぎの船で集団登校をしている。
午前の部の子供が下校するところだった。
その光景を言葉には表せないですね。
しかし、船が小さくなって見えなくなるまで、手を振ってくれました。

感激でした! 反面、この村での生活状況を思うと胸が痛い!


▼ 島の村からの帰り

ここにワニやカバがいたら安心して乗れないなあ~と思っていたところ。。。
エンジンが、トントント~ん、と止まるではありませんか。
エ! まだ陸地は見えません。
水深も数メートルあります。

全員がドキっとした瞬間でした。
すると船頭さんが笑って、身振りで説明。
なあ~んだ。
スクリュウについた草を取り除くためにエンジンを止めたのです。

船着場に到着した時には、学校建設ではなく、遭難のニュースにならなくて良かったと思いました。
ボランティアの方は、凄い経験をしたと喜んでいましたが。。。


▼ 素焼きの村で

プノンペンの帰り道、素焼きの村に立ち寄りました。
一輪ざしを買うことに決めて価格交渉、最初は2個で1ドル。
まとめて買うと言って15個を並べた。
交渉後、なんと15個で1ドル!(物流コストがかからなかったら、日本で売れば大金持ちと思いながら。。。)

生活に困っているから1ドルで良いと思っているのではなく、普段は見ない日本人にサービスしている様な空気を感じましたね~。

自宅に1個。残り14人の方に土産として渡しました。
安い物ですが、割れない様に持って帰る苦労がどんなに大変だったことか。

その村で、バレーボールをしていました。
飛び入り参加! 初めて体感しました。
スポーツとは言葉が通じなくても、楽しく出来るものでした。
スポーツに国境はありませんでした。

清々しい汗をかきました。。。


Written by 植木 力株式会社カスタネット 代表取締役)
QRCODE
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